こんにちは。STkouhouです。
本学は新潟市北区にあります。
北区では、区民を対象とした教養講座『とよさか中高年教養大学』が開催されています。
この講座は、長寿社会の生きがいと健康の保持のため、生涯学習していくことを目的としたもので、年13回開催されています。
『とよさか』とは北区の地名です。
このうち本学は、『健康長寿学』という科目を担当し、本学の教員が派遣されています。
先日1月23日の講座では、本学科の田村俊暁助教が講師として派遣され、『若々しい話しことばの保ち方』というテーマで講義されました!
今回は49名の参加者が受講されました!
講義中は、参加者の方に声の衛生や訓練も体験していただきました。
声の衛生とは、通常の発声が困難になった患者さんに行う治療で、患者さん自身も治療に参加できる方法です。
具体的には、声を出したり咳払いをしたりするのを控えたりする他、加湿や水分摂取などでのどをうるおす、長く話をしない、喫煙や過度な飲酒など声に悪い生活習慣をただす、などの方法を指します。
声の衛生を実際にやってみると、これがなかなか難しいものです。
参加者の皆さんは体験授業をとても喜んでくださり、田村先生にとっても楽しい講義だったようです
発声の障害は、主に耳鼻咽喉科で行われ、言語聴覚士は耳鼻咽喉科医と連携して治療に当たります。
患者さんの評価やリハビリには、発声発語機能の知識を持つ言語聴覚士が今後ますます活躍していくと思われます。
田村先生、ご講義いただきありがとうございました!
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