こんにちは。STkouhouです。
本学科では2年生になると、受講すべき専門科目の割合がぐっと増え、
学生同士で検査練習をする演習の時間も増えます。
今回から2回、2年生が行う演習についてお伝えします。
今回ご紹介するのは、聴覚障害Ⅰ演習という科目における、
聴力検査の演習です。
言語聴覚士は様々な検査を実施しますが、
中でも聴力検査は、聴覚障害児・者の診断・評価・治療には不可欠のものです。
この演習では、様々な聴力検査を練習します。
ピーという音を使用するのは、純音聴力検査と言いますが、
聴力検査は他にも種々あり、患者さんの状態によって適切な検査を選択します。
演習では、患者さんを想定して練習します。
患者さんの目線に合わせて姿勢を低くしながら、検査の説明を行います。
「『ピー』と聞こえたら、このボタンを押してください…」
ヘッドフォン装着!
いよいよ検査開始です。
聴力検査は、患者さんの反応によって機器を操作して音を調整する必要があるため、
ある程度の熟練を要す検査です。
学生たちは慣れるまで、お互いに何度も練習し、
演習担当の吉岡准教授による実技テストに挑みます。
オープンキャンパスでも、
聴力検査をデモンストレーションで行いますが、
学生の手際の良さを、いつも頼もしく感じています。
その背景には、このような熱心な練習と、
防音の聴力検査室や学生3人に1台はある検査機器など、
本学の施設環境があります。
充実した施設設備の備わった、本学への進学をぜひご検討ください!
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