こんにちは。
STkouhouです。
言語聴覚士が最新の知見に触れる機会である学会は、
秋に多く開催されます。
本日はその中の一つ、音声言語医学会についてご紹介します。
音声言語医学会は、 1956年に設立された比較的長い歴史を持つ学会です。
その名の通り、音声や言語を中心とした研究を対象としています。
音声も言語も、言語聴覚士が密接に関わる領域ですね。
言語聴覚士の他、医師や研究を専門とする方も多く参加されています。
今年度の学会は、10月17・18日に埼玉県で開催されました。
本学科からは、吉岡准教授と田村助教が参加し、発表も行いました。
先生方の演題は下記の通りです。
吉岡先生
『自閉症スペクトラム症児17例の呼称課題における誤答分析』
田村先生
『中等度のdysarthria話者における第2フォルマント遷移の解析:予備的検討』
学会のシンポジウムでは、医療と教育の連携、耳鼻科医と言語聴覚士との連携などもテーマとして挙げられました。他に認知症に関する講演や、のみこみの障害に関するセッションもあり、幅広い領域が対象となっていました。
吉岡先生も、学会が扱う領域が段々と広くなったことを実感した、とお話されていました。
田村先生のご感想では、ご自身の関心領域である音響分析を扱った演題が多かったため、
大変有意義な学会だった、とのことでした。
声や聞こえに関心のある方はぜひ、本学で言語聴覚士となり、
先生方のように音声言語医学会に参加・発表することを目指してみてはどうでしょう。
ぜひご検討ください!
👇ここをクリック