こんにちは。
STkouhouです。
言語聴覚士は女性の占める割合が高い職業です。
全言語聴覚士の8割近くを女性が占めているというデータもあります。
本学言語聴覚学科の男子学生の占める割合も、だいたい同じぐらいですね。
そんな現状に対し、オープンキャンパスでよく男子学生から聞かれるのが、
「男性でも言語聴覚士ってやっていけるでしょうか?」という不安です。
実際現場では男性の言語聴覚士は活き活きと活躍しているのですが、
どうしても男性の数が少ないことで、いろいろと心配されるようです。
本学科の男子学生も、入学前は同じような悩みをもっていたのではないかな、と思います。
入学前と今とでどう変わったか、座談会方式で聞いてみました!
10月6日のオープンキャンパスに参加される2年生男子の皆さん
ー皆さん数少ない男子学生として、入学後に戸惑うようなことはありましたか?
Kくん:特にないですね。
Mくん:自分もそうです。男子学生は頑張っていると思います。
男子学生同士、お互いを励ましあう仲です。MOMOカフェで集まって勉強したり。
※MOMOカフェ:本学に5つある学食の1つ。700席もある本学最大の学食。
Eくん:そうそう。勉強は一人じゃできなかったと思う。
ー確かに皆さんよく集まって勉強されていますよね。
Kくん:手話部の先輩のOさんから、早めにテスト対策した方が良い科目を教えてもらって。
ー上の学年とのつながりもあるのですね。
Mくん:男子学生は数が少ない分、グループで別れたりもないし、団結力が高いと思う。
Wくん:この学年の男子はわりと静かだよね。女子の方が元気かも(笑)。
でも女子学生と男子学生の間も良好だよね。
ー先日見学実習に行かれましたが、男子学生としてどうでしたか?
Kくん:年配の男性患者さんとフリートークする機会があったんですが、
その時は一緒にいた女子学生よりも自分の方が、トークは盛り上がりましたね。
ー話題によっては同性同士の方が盛り上がるかもしれませんね。
Kくん:見学に行った病院では、言語聴覚士の男性女性の割合は半々ぐらいでした。
Eくん:大学の言語発達支援センターの見学に行ったときは、
吉岡先生が男子学生にたくさん話しかけてくださいましたね。
ー本学の教員は、学生とは逆で、男性教員の占める割合が高いんですよね。
ーそれでは最後に、言語聴覚学科への出願を検討中の男子高校生に、一言お願いします!
Mくん:これを自分はやりたいという夢を持っていれば、性別は関係ないです!
Wくん:自分は正直言って、入学前は女子が苦手でしたね。
でも入学してから苦手意識は減りましたね。
臆したりしなくていい、ちゃんと話せばわかりあえる(笑)。
Eくん:大学生になるとみな大人だしね。
Kくん:Wくんの意見に少し重なるかもしれませんが…
性別などの垣根を作らず、いろいろな人に気さくに関わることのできる人になってほしいと思います。
その方がもっと楽しく生活できると思いますよ。
Eくん:逆に女子の割合が高いので、女性が苦手でない人にもおすすめですよ(笑)。
2年生の皆さん、ありがとうございました!
男子学生の占める割合が少ない分、男性同士の団結力が高まり、
勉強も励ましあって頑張ることができる、というメリットがあるのですね。
男性教員が多いことは、少数派の男子学生には心強いかもしれません。
最後はコミュニケーションを専門とする学生らしいコメントですね。
言語聴覚士は、誰とでもコミュニケーションを取ることのできる人物であるよう、意識しています。
また、コミュニケーションで患者さんの人生をより豊かにできるよう、努めて行きたいと考えています。
学生達の言葉から、コミュニケーションの重要性を少しずつ理解していっているのだなと、
頼もしく思いました!
男性でも言語聴覚士になって大丈夫?と、不安に思っている方、
少し参考になりましたでしょうか?
次回は最終学年の4年生男子にお話を聞きました。
お楽しみに!
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