こんにちは。
STkouhouです。
今回は3年生の履修科目である、『摂食嚥下障害学演習』について御紹介します。
この科目では、嚥下障害(飲み込みの障害)について、その検査や評価方法や、治療・訓練法について実践的に学びます。
今日は吸引法の演習です。
ここで学ぶ吸引とは、嚥下機能の低下などにより、
主に痰や唾液を自力で出せない患者さんに対し、
器械を使って痰や唾液を吸い出すことを指します。
使用する物品をご紹介します。
人体モデル(頭部と胸部のみ)
一部取り外すことができて、
鼻の中やのどの中の構造をみることができます。
吸引機(家庭用の小型のタイプです)
模擬痰(痰を模した糊状の液体です)
吸引カテーテル(鼻やのどの中に直接差し入れて吸引します)
他に、水、ウェットティッシュ、ティッシュペーパーなど。
吸引は、患者さんの口や鼻から管を入れて圧力をかけることをするため、
患者さんとって苦痛を伴うことが多いです。
しかし吸引によって呼吸を楽にしたり、
唾液や痰が肺に流れ込んで肺炎を起こすのを防いだりする役割もあります。
次回は学生たちが実際に吸引器を使って吸引を体験します!
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