こんにちは。
STkouhouです。
2018年7月発行の雑誌『Brain and Nerve -神経研究の進歩』第70巻7号に、
本学科教授の今村徹先生による総説が掲載されました!
『Brain and Nerve -神経研究の進歩』は、神経学や神経科学に関する権威ある雑誌です。
特に神経心理学に関する最新の知見をわかりやすく解説する記事が多いため、言語聴覚士必携の雑誌の一つです。
今回の総説は、『アルツハイマー病の記憶障害 日常記憶の障害を中心に』というタイトルです。
今村先生は本学の関連施設である、新潟リハビリテーション病院の物忘れ外来で、アルツハイマー病をはじめとする認知症の診察業務に携わっておられます。
その豊富な臨床経験から作成された、日常記憶課題(Everyday Memory Task for Memory Clinic: EMT-MC )について、今回の総説では解説しておられます。
この課題は、従来の病院で行う検査では評価が難しかった、日常生活における記憶の障害を、
半構造化されたインタビューを通して評価するものです。
今村先生は認知症に関する論文が非常に多数あります。
今村先生の卒業研究ゼミに所属しますと、新潟リハビリテーション病院の物忘れ外来の診療や検査の見学、院内の検討会などに参加する機会があります。
今村先生のような、その分野の第一人者の教員が教育に携わっているのも本学の魅力の一つです。