こんにちは。
STkouhouです。
今回の内容は、小児言語障害学の授業の紹介です。
この授業では脳性まひをはじめとした子どものことばの障害などについて学びます。
脳性まひとは、妊娠中や出産前後の時期に赤ちゃんが脳の損傷を受けることによって起こる、運動や姿勢の障害のことを指します。
脳の損傷は運動面の発達だけでなく知的や言語の発達にも影響することがあります。
言語聴覚士は、そのような脳性まひの方に対する、言語発達を促すアプローチでも重要な役割を担います。
7月9日の授業では、外部講師として、東京都八王子市の重症心身障がい児施設である、島田療育センターはちおうじの言語聴覚士、中村達也先生にご講義をお願いいたしました。
中村先生は本学科の2期生です!遠路東京から来ていただきました!!
中村先生は脳性まひの方の臨床に日々携わっておられます。
授業では脳神経の基礎的な講義から始まりました。
基本をおさえたあとで、実際の治療場面の豊富な動画を交えながら講義が進められました。
日々の臨床に携わっている先生からでないと聞くことができない、非常に実践的な講義内容でした。
先生の講義を通して、言語聴覚士による効果的なはたらきかけが、脳性まひの方の発達を促進できる可能性を持っていることを学びました。
学生からは、先生のようにやりがいを持って働く言語聴覚士になりたい!との声がきかれました。
自分たちと同じ大学で学んだ先輩が活躍している姿に、大いに刺激を受けたようです。
中村先生、お忙しい中貴重なご講義をいただきまして誠にありがとうございました!!