こんにちは。
STkouhouです。
先日岐阜県で開催された日本吃音・流暢性障害学会に当学科の渡辺時生先生がコメンテーターとして出席してきました。
参加レポートが届いていますのでご紹介いたします。
「日本吃音・流暢性障害学会 第5回大会」に参加してきました。
会場は、岐阜県岐阜市にある長良川国際会議場でした。8月19日・20日の2日間開催でした。
私は、初日最初のプログラムであるシンポジウム「最新の研究知見に基づく幼児吃音支援ついて」に指定討論者として参加しました。
2人の演者が発表し、そのあと指定討論者がコメントや質問を行うという形式で進みました。
1人目の演者は、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の酒井奈緒美先生でした。テーマは、「幼児吃音の疫学研究」でした。
2人目の演者は、同センター学院教官の坂田善政先生でした。テーマは、「幼児吃音の介入研究における近年の知見とAMED幼児吃音介入研究(JSTART試験)」でした。
2つの研究に共通しているのは、同センター研究所長の森浩一先生(医師)が研究開発代表者である「発達性吃音の最新治療法の開発と実践に基づいたガイドライン作成」の研究課題の一部として、実施されているものであるということです。
酒井先生が発表された調査研究は、3歳児を対象とした前向きな大規模追跡調査(コホート調査研究)であります。
坂田先生が発表されたJSTART試験は吃音幼児を対象とした多施設共同ランダム化比較試験であります。
これらは、本大会発表に先だって日本経済新聞で取り上げられた優れた研究です。
今回、それについてコメントや質問をさせていただくという貴重な機会を与えられて、大変光栄に思いました。
日本経済新聞 2017年8月7日
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO19661070U7A800C1TCC000/
大変貴重なレポートをありがとうございます!!
次回に続きます!!