疾病や障害のお話のアーカイブ

2012.04.20

認知症研究最前線!

みなさん、「認知症」という病気をご存知ですか?認知症とは 脳の病気や体の老化で、判断力や記憶力が少しずつ不自由になっていき、だんだんと日常の生活を送ることが難しくなっていく状態のことです言語聴覚学科 …

2010.01.22

口蓋裂 (Cleft palate)

上くちびるや口の天井(口蓋)が割れて生まれてくる病気で、日本人に比較的多く、発生頻度は500人に1人と言われています。基本的には、割れている部分の形成(修正)手術を受けますが、哺乳の問題、発音の問題、 …

2009.08.07

DAF ~人工吃音を体験しよう!~

今回は吃音の言語訓練でも使用されることのあるDAFを紹介しますDAF効果(Delayed Auditory Feedback:遅延聴覚的フィードバック)によって、いつもはスムーズにことばを話せる人でも一時的に人工的な吃音(どもる …

2009.08.06

吃音 stuttering -Part.2-

~吃音の症状とその原因~吃音の症状には、「お、お、おはよう」のように音を繰り返すだけではなく、「お~~~はようございます」と音を伸ばしたり、「…お!」とのどが詰まったり(音が出ない!)することもあり …

2009.08.05

吃音 stuttering -Part.1- 

~吃音とは?~「お、お、おはようございます」と緊張しすぎて、ことばがつまる状態を経験したことはありませんか?このようにスムーズにことばを話せない状態を、一般的に「どもる(吃る)」と表現することが多い …

2009.05.12

器質性構音障害 dysglossia

器質性講音障害とは・・・先天性(生まれる前から)、後天性(生まれた後に)を問わず声帯(喉)、舌、下顎、唇、口蓋垂などの発声発語器官のかたちや働きの障害により起こる構音障害です。 先天性に代表される …

2009.04.30

構音障害 articulation disorders

構音障害とは、俗に言う「発音が悪い」状態です。わたしたちは発声発語器官と呼ばれる声帯(喉)、舌、下顎、唇、口蓋垂などを動かすことによって声に変化をつけ、語音といった「ことば」を出すことができます。と …

2009.04.15

自分の声を聞いてみると・・・・

皆さんは録音された自分の声を聞いてみたことがありますか?昔ならカセットテープに録音しましたが、今ならMDに録音するのでしょうか。一度でも自分の声を聞いたことがある人はその声に違和感を感じたことと思いま …

2009.02.17

いきいき健康セミナー開催のご案内

『認知症でも大丈夫~患者さんとご家族を支えるために~』【日時】平成21年3月11日(水)15:30~17:00【会場】新潟商工会議所 中央会館7階ホール新潟市中央区上大川前通7-1243 地図参照【講師】今村 徹 教授【 …

2008.12.26

失認 agnosia

脳が情報を処理する機能の障害である認知機能障害のなかに、 「失認」 という不思議な障害があります。 まず、この絵を見てください。 これは、ルーベンスの有名な論文で報告された失認の患者さんのものです …